障害者手帳の更新手続き
我が子は両耳重度難聴のため、人工内耳を装用しており、障害者手帳2級に該当します。今回障害者手帳の更新通知が届きましたので更新をしました。
今回もその2級の基準に合致するか、再度更新・申請しました。
今回はその経験を元に障害者手帳の更新手続きについて、詳しく解説します。以下に具体的な手続きの流れとポイントを説明します。
1. 市役所からの通知
満了日の約3ヶ月前に、市役所から手帳の更新に関する封筒が届きます。封筒には更新に必要なものや申請方法が詳細に記載されています。
2. 更新に必要なもの
更新手続きには以下の書類が必要です。
- 診断書
- 身体障害者手帳更新書
- 証明写真(2枚)
- 保護者の身分証明書
3. 診断書の準備
療育福祉センターの耳鼻科医に障害の状況を記載してもらいました。診断書には医師の先生から以下の内容が書かれていました。
- 新生児スクリーニング検査にて、両耳要再検査となり、ABR、ASSRにて、両耳高度難聴と診断した事
- 補聴器を装用したが効果が低く、重度難聴と診断
- 両耳人工内耳装用による聴覚障害の固定
4. 身体障害者手帳更新書の記入
封筒に同封されている書類に、現在の様子を記入し提出します。
5. 証明写真の準備
証明写真は、縦4cm×横3cmの背景が無地の顔写真を用意します。私の場合はスマホで撮影し、必要サイズに切り取りました。
6. 保護者の身分証明書
運転免許証またはマイナンバーカード等を用意します。
市役所での手続き
これらの書類を揃えて、市役所の福祉課の窓口に行きます。
担当者が丁寧に対応してくれるため、手続きはスムーズに進みました。
手帳の受け取り
申請から約1ヶ月後、市役所から手帳交付書が届きます。今回は人工内耳装用のため聴覚障害が固定され、有効期間等はなくなりました。
手続きの具体的なステップ
ステップ1: 診断書の取得
診断書は療育福祉センターの耳鼻科医に依頼して作成してもらいます。予約が必要な場合があるため、早めに医師に連絡を取りましょう。
ステップ2: 必要書類の準備
診断書、証明写真、身分証明書などを揃えます。証明写真は最近撮影したものを使用しましょう。
ステップ3: 市役所での手続き
市役所の福祉課に必要書類を持参し、更新手続きを行います。担当者の指示に従いながら、書類を提出します。
手続きの期間とスケジュール
- 3ヶ月前: 市役所からの通知が届く
- 2ヶ月前: 診断書の取得
- 1ヶ月前: 書類の準備と市役所での手続き
- 手帳の受け取り: 申請から1ヶ月後
更新手続きのためのチェックリスト
- 診断書
- 身体障害者手帳更新書
- 証明写真(2枚)
- 保護者の身分証明書
他の自治体での手続きの違い
地域によって手続きの詳細が異なる場合があります。市役所のウェブサイトで自分の住んでいる地域の手続きを確認しましょう。
高速道路の障がい者割引更新
高速道路の障がい者割引更新も市役所の同じ窓口でできたので行いました。
更新に必要なものは以下の通りです
- 車検証
- 申請者の身分証明書
書類を記入し、簡単に申請が完了しました。割引は2年後の誕生日まで有効で、再度更新が必要です。
更新時期が近づくと更新のお知らせが届くようです。
特別児童扶養手当の申請
手帳の更新後、特別児童扶養手当の再申請も行います。窓口で書類を記入するだけで簡単に申請できます。
障害者手帳があることにより受けられる支援やサービス
障害者手帳があることで、以下のような様々な支援が受けられます:
- 施設の利用料や入場料の割引
- 公共料金や交通機関の運賃割引
- 携帯電話料金の割引
- 上下水道料金の割引
- 公共施設の入場料割引
- 各種手当の支給
- 自動車税の減免
- 公営住宅の優先入居
他の補助金や支援制度
障害者手帳以外にも、自治体や国が提供する様々な補助金や支援制度があります。
自治体によって異なるのでお住いの自治体に問い合わせてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q1: 更新手続きにはどれくらいの時間がかかりますか?
A: 診断書の取得から手帳の受け取りまで、約1ヶ月程度かかります。
Q2: 診断書の発行には費用がかかりますか?
A: 多くの場合、診断書の発行には費用がかかります。具体的な費用については療育福祉センターに問い合わせてください。