人工内耳手術を控え、術後にかかるお金の心配をされている方も多いのではないでしょうか?
すでに人工内耳を装用されている方でも、他の人が術後どのくらいの費用がかかっているか気になりますよね?
「消耗品にどれくらいかかるの?」
「手術後の費用面で心配。」
「病院に通う頻度は?」
人工内耳装用によって実際にかかった1年間の費用を記事にしました。
結論からお伝えすると、2023年にかかったお金は48,570円でした。
この記事では人工内耳の年間費用が不安な方に向けて、どのくらいの費用がかかるのかをお伝えします。
わが子は2021年6月生まれ
2022年9月に左耳
2023年5月に右耳に人工内耳手術を行いました。
人工内耳を装用しているとどのような費用がかかるの?
人工内耳装用していると機器のメンテナンスや通院等に費用がかかります。
人工内耳の年間費用は大きく2つあります。
・人工内耳機器の消耗品
・病院にかかる費用
人工内耳機器の消耗品
乾燥剤(ドライブリック)
補聴器や人工内耳専用の乾燥剤です。
人工内耳は精密機器の為、細かいパーツがたくさんあります。
中に汗等の水分が入り込むと、中のパーツ等に錆びなどが発生し不具合が出てしまいます。
毎日専用の乾燥器に乾燥剤を入れ人工内耳を乾燥させる必要があります。
2ヶ月に一度交換が必要です。
マイクロフォンカバー
人工内耳の集音する部分になります。
音の入り口部分の為、汚れ等で穴がふさがれてしまうと音が聴こえずらくなり支障が出ます。
湿度の高い状態であったり、大量の汗をかいた場合、音質の低下に気づいた場合は、マイクロフォンカバーを交換する必要があります。
交換目安としては3ヶ月に一度です。
コアラクリップ
通常人工内耳は耳の上部分にかけます。
しかし我が子は耳にかけると嫌がったので襟の部分にクリップで留める部品を使用していました。
耳にかけて使用する方は必要ありません。
通常一度注文すると良いのですが、我が子はよく引っ張ったり、口に入れたりして壊れたので何度か購入しなおしてます。
消耗品ではありませんが2023年に購入したものとして記載しておきます。
アクティビティキット
プールや水遊びを行うとき人工内耳を装着したままだと水に濡れて壊れる可能性があります。
その時に水が入らないようにするためのものです。
ちなみに、装着を嫌がって2023年は一度も使用していません(笑)
2024年は使ってくれると良いですが…
イヤーモールド
人工内耳を耳の上にかけて使う場合に必要となる部品です。
耳の形状に合わせたオーダーメイドの耳せんで、耳の穴にはめる形になります。
これにより人工内耳の装着が安定します。
イヤーモールドは最初は嫌がってましたが、12月から突如つけてくれるようになりました。
人工内耳周辺機器の費用
上記の画像は人工内耳メーカーにてオンライン注文した履歴です。
内容としては、
1月 ドライブリック(6ヶ月分)990円 コアラクリップ 1,100円 +送料330円
6月 マイクロフォンカバー(個数)3,520円 アクティビティキット27,500円
9月 コアラクリップ 1,100円+送料330円
上記の表にはありませんが、6月にイヤーモールドを耳鼻科にて製作してもらいイヤーモールド代が6,000円かかりました。
合計は 41,970円でした。
(1回の注文金額が5,500円以下だと送料がかかります。)
本来ならば6月ごろにドライブリックをまた購入する必要がありましたが、5月の右耳の手術で新しいのが付いてきましたので購入せずにすみました。
アクティビティキットがなければ、15,000円以内に収まっていた計算になります。
通院の費用
病院への交通費
住んでいる場所や通っている病院の場所によってかなり左右されます。
家庭によっては病院が遠方にあり高速を使ったりする方もおられる様です。
その場合は更に費用がかかります。
我が家の場合
・自家用車を使用(燃費は15.0km/L)
・自宅~病院 約15㎞ 自家用車で約40分
・病院駐車場は1回100円
・2023年は15回通院 (入院は除く)
・ガソリン1L170円として計算
・医療費は心身障害者(児)医療費助成制度と自治体の子ども医療費助成事業により0円
上記の前提でいくと、1回の通院で440円かかってます。
440円×15回=6,600
2023年に通院にかかった費用は6,600円でした。
今は、月に1,2回病院にて人工内耳のマッピングを行っています。
まとめ
2023年にかかったお金は48,570円でした。
我が家も人工内耳手術後のお金がいくらかかるのか不安でしたが、こうしてかかったお金を洗い出すことでお金の不安がなくなりました。
今回は我が家の実際の2023年にかかったお金を記事にしました。